神葬祭(神道葬祭)
2015.01.05

◇神葬祭(神道葬祭)

神職によっておこなわれる神道式のお葬式のことです。

神道では、人は死をむかえると、
神さまにわけてもらったたましいが、
再び神さまのもとに帰っていき、
神になり、子孫を見守ってくれると考えられています。

この死後の世界を司っている神さまが、
「幽冥主宰大神」(かくりよしろしめすおおかみ)
=だいこくさま、出雲大社のご祭神です。

 

<神葬祭の流れ>

①帰幽奏上式(きゆうそうじょうしき)・枕直しの儀
  
神殿またはご自宅の神棚に故人の死を報告する儀式。

②納棺の儀
  遺体を棺に納める儀式。

③前夜祭(招魂祭)
  仏式のお通夜にあたるもの。
  招魂祭とは、亡くなられた方の御霊を霊璽(れいじ)と
  いわれる白木の「依りしろ」にうつす儀式。

④葬祭
  人生儀礼における重大な故人に
  最後の別れを告げる儀式。

⑤火葬祭
  遺体を火葬に付する際に行われる儀式。

⑥清祓式
  葬家または葬儀場などで、お祓いをおこなう。

⑦帰家祭
  火葬場からもどり、霊前に葬儀が滞りなく
  終了したことを奉告する。

 

※ここでは、京都分院での神葬祭について
  記載いたしましたが、
  地域によって異なる場合があります。

 

◇御霊祭(みたままつり)

神葬祭後は、
十日祭・二十日祭・三十日祭・
四十日祭・五十日祭・百日祭・
一年祭
と続きます。

 

十日祭は、
帰家祭とともにご奉仕させていただくこともあります。

また、五十日祭までは、
祖霊舎とは別に仮御霊舎をもうけ、
故人をおまつりします。

五十日祭をもって忌明けとなり、
故人の御霊を祖霊舎に還すお祀り(合祀祭)を
おこないます。

ご希望により、当分院の祖霊社に合祀することもできます。

埋葬祭(納骨)は、
五十日祭以降におこないますが、
五十日祭・百日祭・一年祭の際に
あわせておこなわれることもあります。

 

その後、
三年祭・五年祭・十年祭・二十年祭・三十年祭・
四十年祭・五十年祭
をおこないます。

年祭は、ご自宅または墓前でおこないますが、
当分院の祖霊社でおこなうこともできますので、
詳しくはお問い合わせください。

また、当分院の祖霊社に合祀された方につきましては、
年祭のご案内を送付させていただいております。

 

その他、当分院祖霊社にて、
春季祖霊大祭(春分の日)・秋季祖霊大祭(秋分の日)
毎月15日
祖霊月並祭をおこなっております。

 

また、ご家庭においてのお祀り(宅神祭)
させていただいております。

神さまとともにご先祖さまをお祀りすることにより、
日々の感謝を申し上げ、
ご家庭・子孫を護り導いてくださるように
お願い申し上げます。

 

  DSCN1592-r.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

DSCN2031-r.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

DSCN1794-r.jpg

戻る